会社情報

社長メッセージ

Working Together for a Better Future --よりよき明日に挑戦--

当社は1937年(昭和12年)に広島鋳物工業㈱として創業、1963年(昭和38年)に機械加工業の㈱和田製作所との合併によって、ヨシワ工業㈱を設立しました。社名は夫々の創業家である吉野家と和田家を文字通り一体化、鋳造と加工の一貫生産により、主に自動車部品製造に努めて参りました。戦後の高度成長期の中で、日本経済が飛躍的に成長した時代に、当社はモータリゼーションの普及と共に成長・拡大して参りました。
敗戦後の苦難から復興するために、日本国中があたかも一つの目標に向かって進み、生産量だけでなく、品質もコストも世界競争に勝ち、経済大国世界No.2まで辿り着いたのです。その中で、国も個人も豊かになりましたし、世界に通用する『技術』や『人材』が育って行きました。その恩恵は計り知れません。
そのように自動車産業に支えられて来た日本ですが、今、時代は大きく変化しています。経済環境だけでなく、文化、ライフスタイルや個人の価値観まで様変わりです。自動車の場合は、例えば、HEV、EVのように構造変化や、低燃費実現のために材料置換が進み、海外生産依存が高まる傾向にもあります。そうした中、「鋳鉄は軽量化ニーズ等によって減少する」という見方もあります。しかし、「鋳鉄には、まだまだ未知・無限の可能性がある」と考えます。
鋳物は「溶けたものが固まる」という、正に「自然の摂理」に近い産物です。それが故に、他の人工物では得られない、素晴らしい「特性」を持っています。また、「鋳物の歴史は4000年、その中で、技術的に圧倒的に進化したのは、最近の約100年程度」と言われます。先人達の知恵と技術によって、その発展の歴史が作られて来ました。「鉄は国家なり」と言われた時代もあります。鋳物に関する技術論文は、長年に亘り、沢山報告されていますが、その中には未だに基礎的な研究も多く含まれています。それほどに鋳物には未だ解明されていないことがあり、奥深い、言い換えれば、もっと発展・応用できる可能性が沢山残っているのだと思えます。さらに、鋳物の「鋳」と言う漢字は、「金」と「寿」が組み合わさり、実に目出度い漢字です。 ですから、「鋳物」と「鋳物業」は決して無くならない、無くせないのだと信じます。
鋳鉄鋳造は溶解温度が1600℃にも達することから、鋳型の内部や凝固の様子を見ることはできず、Try and Errorによって出来上がった鋳物(結果)から推測するしかありませんでした。しかし、最近約20年程の間に、CAD・CAM・CAEや解析技術、分析手法、加工・造型精度等が飛躍的に発達したことによって、技術的解明が格段に容易で高精度になったのです。そのようなEnablerによって、『鋳物を究める』ことがより可能となって来ました。

鋳物も、鋳物業も『伝統』があります。「『伝統』とは、昔のままを残すことでなく、『変化』していくこと」、「『伝統』は『変化』を積み重ねた先に生まれる」と言われます。『伝統』を大切にしながら、一方では、過去のやり方に固執するのでなく、環境変化やお客様のご要望の変化に対応して、鋳物や鋳物作りを『変化』させて行かねばなりません。

私達の知恵と工夫によって生み出される技術や改善は無限である。その『進化』も無限。当社の社是は、『よりよき明日に挑戦』、英語では『Working Together for a Better Future』。これは、『より良き将来のために、共に努めよう』という『志』を表しています。
「技術力」強化と「改善」の積み重ね、そして、それを支える『一人ひとり』の活躍と成長に努めることで、「よりよき明日」を目指して参ります。

代表取締役社長

荒木 健史


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